2009年07月15日

回帰性

還りたい 孵れない まるで 迷子の子猫のように

泣き声みたいな 咆哮を幾度も荒げ ここにいると知らせるように

空腹と孤独が その弱さを巣くうようにして 闇へと心を誘う 

虚ろな眼差しは 懐いていた 恐怖心さえも緩和させてしまう

(もういいよ 頑張らなくていいよ ゆっくりと ひと休みをしよう)

甘い囁きに 無意識に頷き 歩みを止めて 深い溜息を一つ吐く

倒れるように 身を寄せた枯れ草は 優しくその身を覆い隠してくれる

それは 飢えも乾きもない 静寂だけが続く 虚無への回帰へと

タグ:ポエム
posted by 九童ライ at 03:37| Comment(0) | 1にち、1ぽえむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする